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勤務社労士の仕事内容

労務の相談・指導の仕事は、業種の影響をもろに受けます。

社会保険労務士の仕事は大きく2つに分けられます。

専門的にお話ししますと、社労士の業務には「独占業務」として1~3号業務までがあります。さらに、各種書類の作成・代理代行業務の1号・2号業務と、コンサルティング業務中心の3号業務の2つに大別されます

詳細は以下の通りですのでまずはご覧ください。

●1号・2号業務(各種書類の作成・代理代行業務)

1号・2号業務の実務は、企業の規模や業種にはそれほど左右されません。いわゆる定型業務が多いです。

●3号業務(コンサルティング業務)

一方の3号業務は、業種や経営者の考え方などによっても、任されることがかなり変わってきます。たとえば建築・土木系業界に就職した社労士さんですと、労働環境の安全・衛生等の問題には必ず向き合うことになると思います。どんなに労働環境の保全に努めてもやはり、こうした業界では事故や仕事中のケガをゼロにすることはむずかしいからです。

またIT業界など知的生産型の業種では、残業時間を削減する方向で労働環境の改善を進めることは、永続的な課題であると思います。

ある会社(ベビー服や玩具のチェーン店)の事例をお話ししますと、近年までずっと課題になってきたのが、育児休暇制度と変形労働時間の導入の問題でした。全国で弊社の店舗の店頭に立つのは20代~30代の女性が中心です。残念なことですが、以前は、一人目のお子さんの出産を機に退職されてしまう女性が多かったのです。それは幼稚園や保育所を利用するにしても、以前の当社の就業規定では、仕事と育児の両立させるのはかなり大変だったからです。

しかし社歴を積んだ30代の女性は、店舗の現場ではまさに主力のスタッフです。出産後に会社にカムバックしていただけないのは、会社にしても大きな損失だったのです。社労士が現場の女性社員の声を丹念に拾い、何度も何度も社内規約や就業規則を見直して、上司と話し合いを重ねて新しい就業規則を作りました。

いまでは育児休暇を終えたあと、会社に復帰してくださるママさんは半数を超えるようなっているようです。勤務社労士にとって感慨深い仕事だといえるでしょう。


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