社労士試験合格後をうまく切り抜けたいあなたへ

2016年の社労士試験の解答や論評です(選択式)

2016年(平成28年)の社労士試験も終わり、すでに結果が発表されています。そこで今から、社労士試験問題全体に関する講評を行いたいと思います。

このページでは選択式問題です(択一式問題は、こちら です)。

労働基準法及び労働安全衛生法
A ⑦ 打切補償
B ④ 3年
C ⑨ 使用者が具体的な指示をしない
D ⑭ 当該事業省においてその事業の実施を統括管理する者
E ⑱ 精神保健福祉士
2016年の中では、難易度がかなり低かったほうに入ります。受験者の意表をつくような出題では影をひそめていました。

労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
A ⑦ 療養の費用
B ⑥ 療養に関する指示
C ⑩ 6か月間
D ⑯ 1か月間
E ⑲ 2か月間ないし6か月間
簡単な問題と、そうでない問題が混在しましたが、救済が入らなかったため……落とすにしても何としても1~2問程度にとどめるべきでした。

雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
A ⑮ 生活及び雇用の安定
B ① 求職活動
C ⑲ 福祉の増進
D ⑨ 受給資格者等及びその者により生計を維持されている同居の親族
E ④ 広域延長給付
受験者によって、「どの科目に時間をかけるか?」はバラバラでしょう。2016年のこの科目については、手間暇をかけたかどうかで結果が分かれたと思われます。特に条文からみっちりやる余裕があったかどうか……がポイント。紛らわしい選択肢が多く、ケアレスミスが起こりやすかったことは事実です。

労働管理その他の労働に関する一般常識
A ④ 8割
B ② 6割
C ② 厚生年金保険料
D ④ 労働力調査
E ② 約3分の1
2016年は難問が集結してしまいました。2問以上落とした受験者がかなり多かったと思われますが……救済があったため、僅差で救われた受験者がそこかしこにいたはず。

社会保険に関する一般常識
A ⑮ ドイツ
B ⑪ 大正11年
C ⑬ 中学校終了前の児童であった者
D ① 1年間
E ⑯ 被保険者資格証明書
オーソドックスな受験対策でも過半数は楽に正答できたはず。合格への足がかりにすることがじゅうぶん可能な内容でした。

健康保険法
A ⑫ 842,000円
B ⑤ 45,820円
C ⑧ 140,100円
D ⑳ 保険者
E ⑱ 自己
雇用保険法と同様に、手間暇をかけて研究していたかどうかで命運が分かれたのではないでしょうか。計算問題等が混ざる以上どうしても工数をとられますが救済もありましたし、計算までそつなく対処せるように演習していた受験者ならなんとかなったでしょう。

厚生年金保険法
A ⑫ 総報酬月額相当額
B ⑦ 支給停止調整額
C ⑥ 支給停止基準額
D ⑩ 相談その他の援助
E ⑭ 独立行政法人福祉医療機構
半分以上落としてしまった受験者が少なからずいた模様。紛らわしい選択肢が用意されて、トラップのような役割を果たしていました。

国民年金法
A ⑭ 安定
B ⑮ 共同連帯
C ⑦ 2年2か月
D ③ 13
E ⑫ 1,000万円
難問が混ざっていたものの、2016年の選択式問題の中では決して厳しい科目ではありませんでした。

2016年の社労士の選択式問題は、前年と比べるなら難易度は低下しています。例年と同じルール「正統派の勉強をみっちりとやっておけば、難問以外は大方解けるはず」がかなりあてはまりました。
法令を深く理解するには、条文や判例を読むことも大切です。なかなかそこまでする時間は持てないものですが、毎年の受験対策に関して、独自のメソードと蓄積を持っている教育事業者(通信教育で見つかりやすいです)の下でコツコツと取り組んでいくのが妥当でしょう。

次ページでは、択一式問題についてです。
なお社労士試験全体の合格率や救済については、こちらをご覧ください。


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